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体全体を考えた適切な治療とは

痛みを与える=痛めつけること

体全体のことを考えたとき、傷んでいる部位にさらに新たな痛みを与えることは、決していいことではありません。

さらに強い痛みで今の傷みをごまかすだけでなく、新しい故障の原因にもなります。一か所に強い刺激を加えただけで、体は全体がこわばってしまうのです。

それに、痛みを与えるということは、つまり体を痛めつけること(治療士が患者の体を痛めつけるなんて、言語道断ですよね)。痛みを与えず、本来持つ身体の回復力を引き出すことが、治療には最も大切。

緊張ではなくリラックスと安心をあたえることが重要です。

体が本来持つ回復力を引き出す

現代の医学では、まだ原因が解明されていなかったり、治療法が確立されていない病気や故障がたくさんあります。病気と名のつくものは30000種類、そのうち医療で治せるものはわずか1000種類と言われているのです。どこか体の調子が悪いとき、原因不明ということも珍しくありません。

疲れがたまったり強い刺激を受けたりと、無理がかかると体は防衛反応を示します。その逆に、やわらかいタッチで優しくふれると、体は安心して、とたんに警戒信号を解いてくれます。

いったん警戒から解放されると、体は驚くほどの早さで回復してゆきます。脳が体本来の使い方を思い出して命令を与えるので、間違った位置にあるものは正しい位置に戻すよう、また本来の機能を発揮していないものには機能を取り戻すよう動き始めます。部分的な不具合を治すための治療を行って、関係のないところまで調子がよくなることは、整体の理想とするところです。

こういった施術を行うと、まるで奇跡のように思えてしまうのですが、これが本来、私たちの体が持っている力なのです。

体本来の治癒力を引き出すことで、医学としては解明できていない分野であっても治せることがあるのです。

 
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